文化財を未来へ

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越後の《左 甚五郎》として評されていた石川雲蝶の作品の中で〈天女〉の背中を見たある評論家の方がこう言いました。
『これは《日本のミケランジェロ》の作品といっても過言ではないでしょう』と・・・。

その後、永林寺は【石川雲蝶(※1)作品群 天下一】の寺として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等々で紹介され、年々、拝観者が増え始めました。

しかし、平成16年10月23日の新潟県中越大地震により当山も大きな被害に遭いました。その後、ライフラインが復旧するようになると、『石川雲蝶の作品は大丈夫ですか?』という問い合わせが多数ありました。唯、幸な事に、当山の石川雲蝶の作品は被害が少なかったのでした。

そこで住職と檀家役員で協議の結果、門外不出の石川雲蝶の作品を持ち出して復興イベントをしようという話になり、東京の銀座・池袋で【石川雲蝶展】を開催させて頂きました。

【石川雲蝶展】にご来遊下さった方が、『こんな彫刻のあるお寺を見てみたい』ある方は『このような作品が多数有るのなら文化財として世に問うて守るものだ』との助言まで賜りました。(現在、当山の石川雲蝶の作品は魚沼市の文化財

震災を受けた中越地区には、当山の石川雲蝶の作品を含め、各市町村が大切に守ってきた多くの文化財があります。各市町村が大切に受け継いできた多くの文化財を未来に継承するため、これを機に、当山を拠点として【石川雲蝶研究所】を設立して、一人でも多くの方に理解してもらい、広く永く後世に伝承したいと考えております。その為にも、石川雲蝶の作品、資料等のニュースや保存・維持の為の協賛金をご恵投下さいますよう切にお願い申し上げます。