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永林寺とは
永林寺の歴史は古く、林泉庵第四世竹岩全虎(ちくがんぜんこ)大和尚を招請して開山し、今日まで五百有余年の法燈を守っている、曹洞宗(※1)(禅宗)のお寺です。

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葵の紋章を許された寺
作州津山藩松平家より拝領の和幡荘厳具(わばんしょうごんぐ)等の数々、松平忠直公(徳川家康公の孫)、光長公(忠直公の子)の香華所(※2)であり位牌を安置している寺で、葵の紋章を許された由緒ある寺です。

雲蝶作品の最大の所蔵寺
そして幕末の名匠「石川雲蝶」が十三年余りの歳月にわたって当山に滞在し、全身全霊を込めて彫り上げられた彫工、絵画が百余点も残る、雲蝶作品の最大の所蔵寺なのです。
尚、当山の所有する雲蝶作品の多くは魚沼市の指定文化財に選ばれており、越後に残る幕末の秀作として国際的にも評価を得ています。

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(※1)【曹洞宗】(そうとうしゅう)
道元禅師を開祖とする宗教教団で、大本山は、福井県の永平寺様と神奈川県の總持寺様です。

(※2)【香華所】(こうげしょ)
仏前に香と花をお供えする場所で追善供養を営む寺。